【カイロ=長谷川由紀】イラク北部マフムールで13日、爆発物を仕掛けた車が、クルド人政党「クルド民主党」(KDP)の事務所近くで爆発、ロイター通信によると、少なくとも50人が死亡、70人が負傷した。
現場は、地元自治体や警察の事務所などが集中する地区で、市長も負傷したという。
今月9日には、マフムール北方約50キロにある北部クルド自治区の拠点都市アルビルでトラック爆弾テロが起きたばかり。このときは、国際テロ組織アル・カーイダ系の組織が犯行声明を出しており、今回も、比較的平穏なクルド地域を混乱に巻き込もうとするイスラム教スンニ派武装勢力の犯行の可能性がある。
一方、首都バグダッド中心部のイスラム教シーア派地区サドリヤでも13日、爆弾を仕掛けた車が野外市場の近くで爆発、AP通信によると、少なくとも17人が死亡、40人以上が負傷した。
この野外市場では、今年2月にトラック爆弾テロで130人以上が死亡したほか、4月にも120人以上の死者を出す車爆弾テロが起きるなど、シーア派住民の大量殺傷を狙ったと見られるテロが頻発している。
(2007年5月13日23時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4500/news/20070513i213.htm
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